怠惰
私は怠惰だ。この気質のせいで逃したチャンスは数多くあるだろうと思う。
だるい
めんどくさい
興味ない
日常のふとした場面で上記のような感情が浮かんできて、結果どうでもよくなって何もしなくなってしまうことが多々ある。
根気がない。やる気がない。継続性がない。これも怠惰に起因するものだと思う。
やりたくないがやらなければならないこと、は人生の中で非常にたくさんある。まず一つのステップとしてこういうものに直面したら先延ばしせずすぐにとりかかるという癖・習慣をつけるようにしたい。
そのためには計画性と締め切り意識が大事だ。終わりを意識し逆算思考でいつまでにとりかかれば余裕をもって事を終えられるのか、というプランをたてる。そして実行し定期的にそのプランを見直す。PDCAだ。
意志の力だけでは結局長続きしそうにないのでルーティーンに組み込む。
朝起床して計画をチェックし、夜寝る前にその日の行動を見直す。これを習慣化するためにこのブログ記事にカウンタ―として上記の行動ができたか記録していく。まず目標は1ヶ月継続だ。明日から計測していく。
継続は力なり、というのは本当にそうだと思うのですがわかっててもできないことが多い人生でした。易きに流れる水のような性格でしたのでいつも濁ってばかりでした。どうせ水なら上流の綺麗な水質の水が良いです。私は水源の水になります。
脱殻
初回、前々回、前回とメソメソとしみったれた記事が続いたがここからは私が自分の人生を良く生きるための記録を残していく。
まず現状私には課題が多い。
大別すると以下の3つだ。
①公務員試験
②自己研鑽
③他者理解
公務員試験について、筆記試験はただ粛々と知識を定着させていくだけで良いが二次試験以降は小論文や面接対策のためにこれまでの自分の人生を見つめ直す必要がある。また働きたい自治体への深い理解を持ち、熱意をしっかりと表現できるような力も身につけなければならない。
自己研鑽は外見と内面を磨くことだ。特に内面は一朝一夕で変えられるものではないのでしっかりと計画的に習慣づける必要がある。
他者理解は家族、恋人、友人、職場その他すべての人間関係において失敗ばかりしてきた私のこれまでのツケを清算するためにコミュニケーション能力を向上させることだ。
上記課題を細分化したときにその数は膨大になり、また個々の難易度はそれぞれ逃げ癖のある自分から見ると非常に高いものばかりだが一つ一つしっかりと向き合わなければならない。
私は元来楽観主義者だがいつからかネガティブであることに慣れきってしまった。ここで初心に帰り私はできる人間だ、と自分で自分を鼓舞していくことでそれぞれの課題へのモチベーションを失わないようにしたい。
人が変わるのは簡単なことではない。私も人はそう簡単には変わらないと思っている。だがそれでも、心の底から変わりたいという強い覚悟を持ち、さらにそのために適切な行動とり、そしてそれを継続させ続けたとき、必ず私は変われるのだと信じている。
今後の記事は各課題についてなるべく個別具体的に分析し行動に移した過程や結果を記録していきたいと思う。
PDCAを徹底します。遅すぎましたがようやく大人になりたいと思うようになりました。
元カノ
元カノは聡明で芯のある女性だった。
また責任感が強く同時に愛情深い性格であらゆる人を気に掛けるやさしさを持っていた。
同時に繊細で細かなことによく気が付くため、彼女の目を通して見た世界の話は毎度毎度とても面白かった。
日々を、とてもとても丁寧に生きていた。
振られた後も彼女のやさしさに甘えてLINEのやり取りを継続してもらっていたのだが、ことあるごとに彼女を傷つける心無いメッセージを送ってしまい最後には完全に嫌われてしまった。
最後のやりとりで彼女には新しい恋人ができたことを伝えられた。だからもう私に連絡するなと、そういったニュアンスの言葉を送られた。
もうこれで本当に終わりかもしれない。そう考えた私は思わず激キモ長文お気持ちLINEを送ってしまった。しかも変にかっこつけて「返信は不要」とつけたもんだから彼女からの返信はもちろんなかった。どう思われているのか知りたかったがそれを自ら断ってしまったのだ。まあ多分ドン引きされてたんだろうな。
辛い、会いたい、声が聴きたい…。
寒空の下鬱々とした気分で私が帰路についている間に彼女は新しい恋人と愛を育んでいるのだ…。あまりにも惨めだ。
また彼女のたわいない話を聞いて和やかな気分になりたい。
だがそんな願いは到底かなわない。私の犯した罪はあまりにも大きすぎたのだ。
『女々しくて』と『白日』の歌詞で泣いてしまいました。この受け入れがたい現実は彼女にしてしまった数々のひどい仕打ちの代償なのだと、罰なのだとそう考えながら日々を過ごしています。自分の人生を立て直すために、これまでの怠惰のツケを清算するために、今私にはやるべきことが多くあります。ウジウジしてる暇はありません。
それでも弱い私はなかなか割り切れないので今日もこのブログに弱音を吐いて乗り切っていきます。
公務員試験
まず何より私には職が必要だった。民間への就職活動をするか公務員を目指すか。
考えた結果現在私は公務員試験に向けて勉強している。借金があるくせにさらにローンを重ねて公務員予備校にも通っている(もう後がないので覚悟を決める意味で大金を支払う契約を結んだ)。
年齢的に来年が一般枠で受けられる最後の年のため、安定した職を求めるならすべてをかけて挑戦するべきだと思ったからだ。
ただ日々の勉強が辛い。こういった詰込み型の勉強をしたのは実に大学受験ぶりだ。若かった頃はあまり苦痛ではなかった勉強も年のせいかしんどいと思うようになってしまった。あるいは怠惰に過ごした20代を経たせいか。
なんせ集中力が続かない。内容に興味が持てない。頭に入っているという実感がない。
それでもダメ人間から変わるためにはやるしかない。日々そう自分に言い聞かせて参考書とにらめっこしている。
それと失恋のあとに勉強、というのは今まで味わったことのない苦痛を感じる。ふとした時に思い出す楽しかった日々や元カノの笑顔、それから自分が犯した過ちと自己嫌悪。毎日感情がジェットコースターのように揺さぶられ、胸のあたりを常に巨大な手で握りつぶされているような感覚に襲われる。そんなわけはないのだがなぜか今自分は世界で一番孤独で惨めだと感じてしまう。
とにかくふいにしんどくなってしまうため、タイミングによっては勉強に集中できなくなってしまう。
巷の高校生の中には受験勉強中に失恋を経験した者もたくさんいるだろうがこんな辛いことを乗り越えて壁に立ち向かっていったのだと思うと本当に尊敬する。
というか街行く人々みんなが失恋を乗り越えた猛者の可能性があると思うと畏敬の念さえ湧いてくる。
辛く、苦しく、孤独な戦い。これが逆境か。
集中力を高めるために毎日5~10分の瞑想するようにしました。やらなければならないことと自分にできることの差に圧倒される毎日ですが、ここで頑張らなければもう先はないので、自分を鼓舞しながら積み重ねていきます。
記録の始まり
齢30を目前にして自分がダメ人間だということを知った。
先月長年付き合った彼女に振られた。
初めての恋人だったので失恋も当然初めて。これまでの人生で感じたことのない絶望感と深い悲しみに襲われた。
自分の人間性をすべて否定されたような感覚だった(別れ際彼女にダメなところを挙げてもらったところ少なくとも20個以上あった)。
彼女は素晴らしい女性で私から見ると欠点らしい欠点もなかった。唯一あるとすればそれは私と長期間交際をしていたことだ。私と別れたことでやっと彼女は幸せな人生を歩むことができそうだ。実際、後日彼女に聞いたところによると、解放感がすごく非常に伸び伸びと日々を謳歌しているとのことだった。
一方私は空っぽになってしまった。人生の意義と思って打ち込んでいたものがあったが彼女がいなくなったことで、この道を極めたところでこの先私の隣で彼女は笑っていないのだな、と思ってしまい完全に心が折れてしまった。情熱を注いでいたはずのそれに対して完全に熱意がなくなってしまった。
自分のアイデンティティだと思っていたものを同時に2つ失ったことで人生で初めて生きる意味がわからなくなってしまった。
現在の私の状況はというと実家暮らし、貯金無し、借金あり、非正規雇用、さえない風貌、性格も別に良くない、おまけに友達もほぼいない、という誰が見ても残念な構成となっている(本当に恋人がいたことが奇跡である)。それでも彼女と、それから情熱を注げる大義があればなんとか生きていけていた。だが、指針を失った今となってはそれらをただただ言い訳にして日々の生活から逃げていただけなのだと悔やんでも悔やみきれない事実を突きつけられるばかりである。
思い返せばまともに生きることから逃げ続けた人生だった。漫然と生き、与えられたものを消費してやりすごすだけの日々。その時その時の感情だけで選択をしてきた結果、散漫な経歴となったチグハグな過去。いわゆる普通の人になれないことが苦しくて個性という言葉を盾に好き勝手やっていた。それでもなお自分はいつか何者かになれるのだと根拠のない自信だけで突き進んできた人生。
やり直したい…。いややり直したところで当時に戻ればまた同じことを繰り返す。今回私が自分のダメ人間ぶりに気付けたのは間違いなく、これまでの人生の積み重ねの結果彼女に振られたからである。
変わるなら今しかない。そして人生の修正と考えたときにおそらく今回が最初で最後の機会だと思う。結果的に変われるリミットギリギリのところでチャンスを与えてくれた彼女には感謝の念しかでてこない。ありがとうございます。
このブログはダメ人間の私が変わるために日々の記録を残す場です。シンプルに目の前に立ちはだかる現実という名の怪物が手ごわすぎて心細いので、自己の心の安定を図る目的で始めました。有益な情報はないかも知れません。弱音も吐くと思います。それでもインターネットの隅っこで公開するのは孤独に耐えられないからです。万一読んでくださる方がいらっしゃったら本当にありがとうございます。
人は一人では生きてはいけないけれど、漫然と生きる分にはわりと他者と関わらなくても生きていけました。でもそれではダメだと思うので、変わりたいので今この時より記録を始めたいと思います。よろしくお願いします。